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PrivateSalon Brilliant

「言う」と「伝える」は違う



昨日

「毎日ブログか

 インスタの投稿を更新します🆙」

と書きました


宣言したからには

やるしかない💪


一日中

何を書こうか考えていました


これが良いんですよね


「書く」という

目的があることで

いつもなら

流してしまっていたこと

気を留めていないことにも

注意を注ぐようになる


1日が漠然と流れてゆかない

ことを実感しました


今日は同業の友人と会い

たくさん話をしました


プライベートな内容もあれば

それぞれのサロンのこと

そして

今日話題になったのは

「言葉」についてでした


私も彼女も

LINEのやり取りで

違和感を感じた出来事があり

顔が見えない

言葉だけのやり取りは難しい

という

同意見でした


同じように感じる方が

いらっしゃるのではないでしょうか


読んでいる本の中に

こんな文面があります


「言葉選びはコミュニケーションの

 一丁目一番地」


「言葉はそれを話している

 こちらのものではなく

 受け止めている相手のものなのだ」

    柴田陽子『勝者の思考回路』


ブログも

Instagramの投稿やストーリーズ

Facebook

アップする前

アップした後も

自分の言葉がとても

気になります


この表現は

自分の想いを

的確に伝えられているのか


読む人によっては

嫌な気持ちにならないだろうか


心配になって

後から編集をすることも多々

私のブログや投稿を

ご覧になっている方は

最初の頃と

文章が変わっていることに

お気付きになることが

あるかもしれません


サロンオープン前の体験会中

ある仲良しのお客様に

私の伝え方が良くないと

指摘をいただいたことがありました


そのときの私は

「老廃物」という言葉を連発して

お客様の身体の状況や改善点を

伝えていました


でもその方は


「老廃物という表現は

自分の身体に汚いものが

溜まっていると言われているようで

崖から突き落とされた気持ちになる」


と私に正直に伝えてくれました


それ以来私は

「老廃物」という言葉を使わないことを

心に決めました

今は他の言い方をしています


知ったつもりになって

「老廃物」という言葉を

連発していた自分が

とても恥ずかしくなり


それをきっかけに

代謝や分泌

皮膚の仕組みについて勉強しました


自分の発した言葉が

誰かを傷付ける可能性は

誰もが持っています


SNSという

顔を見ないコミュニケーションが

普通になった現代


より一層言葉に敏感になることが

求められていると実感します


だからこそなのか

最近の私は

手紙を書くことが

とても好きです


落ち着きます


言葉を選びながら

便箋やカードに

想いを綴る


神経が研ぎ澄まされ

書いているうちに

相手を思う

温かな気持ちに包まれます


デジタルな時代だからこそ

あえて

アナログな手法で伝える


「言う」のでは伝わらないことも

言葉を選びながら書くと

「伝わる言葉」になります


「言葉を選ぶことは

 相手への思いやり」

そんなことを思いました

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